航翔会 令和4年度 事業計画
本部運営委員長(事務局長)
令和4年度の事業は、以下のとおり計画しています。
1 各基地行事等への積極的参加
小月教育航空群の年頭行事及び新学生隊舎「航翔館」落成式に参加
1月7日に会長と本部事務局長が参加しました。
2 令和4年度航翔会同巣会
一昨年度と昨年度、館山での開催が新型コロナウイルスの感染防止の観点から順延となっておりました。昨年末からの感染者の減少を受け、本年度は開催場所を東京(市ヶ谷)とし3月の開催を計画していましたが、本年に入り感染が劇的に拡大したため、本年度も延期とし、時期、場所、オンライン会議方式等の開催方法を含め再検討いたします。
3 NCD(Nest Coming Day)
例年4月の航空学生入隊式に、入隊50周年を迎えたクラスが古巣に帰って参加するという記念事業ですが、一昨年の22期生、昨年の23期生の実施は新型コロナウイルス感染防止の観点から該当クラスが参加を辞退されたこと及び入隊式の招待が入隊学生家族に限定されたことにより中止と致しました。
本年度は、24期生を主体として実施する予定ですが、新型コロナウイルス感染防止のため招待が限定された場合等、実施の要領については、小月教育航空群との調整をきめ細かく進めて参ります。
4 教育航空部隊の学生に対する講話
教育航空集団司令官から、教空団創設60周年記念事業の一環として教育航空部隊(小月・徳島・下総・鹿屋)の学生に対して「先輩からの伝承」として航翔会から講話を行って欲しい旨の依頼があり、教育航空集団司令部及び各教育航空群等と細部を調整中であります。
この機会を通じて、各支部と各地区部隊との連接の強化を図って参ります。
5 会誌及び10周年記念誌の発刊
1月に会誌『航翔会』第11号と創設10周年記念事業の会誌別冊『航空学生の絆と誇り』を発刊いたします。
第11号からは、3部構成とし、第1部は「本部からのお知らせ」として役員人事、会則改正及び会計等の連絡、報告を致します。第2部は、後輩から先輩へ教育航空隊の近況や学生の入隊所感、先輩から後輩へは経験や教訓等、強固な「縦の絆」により航空学生の心(伝統)を伝承し、航空学生が「誇り」を抱けるような人格形成の醸成を企図します。第3部は「情報の共有」として各基地のトピックや支部・クラスの活動状況等を掲載して会員相互に有益な情報を提供することとしました。この三本柱により、航空学生の育成・発展に寄与できること、会員それぞれのステージにおいて有益となる情報を提供・共有し、会員総員にとって真に役立つ会誌を目指してゆきます。
6 ホームページ
会員総員への情報確達及び即応性の主力として、情報の有効活用を図ります。
7 航翔会アーカイブス
航空学生の歴史を後世に残すため、航空学生と海上自衛隊航空部隊に関わる資料を収集し、整理しています。
令和2年12月に航翔会創設10周年記念事業として発刊した会誌別冊『海の若鷲たちの軌跡』は、これらアーカイブスを基に、過去の会誌の記事等を編集したものです。次回は創設20周年に向けて、後輩に伝えたい思い出や体験等があれば、本部事務局まで御知らせ下さい。